美白効果が期待できるハイドロキノンとは？
効果のある美白成分を探しているなら、ハイドロキノンを知っておきましょう。
比較的新しい美白成分で注目を浴びています。
このハイドロキノンは、美白効果が高い成分ですが、メラニン色素を抑える働きがあるため、肌が白くなる効果や既にできてしまったシミを消す効果も期待されています。
しかし、最近は美白化粧品を使って皮膚がまだらになる被害も出ているメーカーもあるため、本当にハイドロキノンは安全性が高いのかを知ってから使うようにしてみて下さい。
美白成分として良く知られているのが、ビタミンCやプラセンタ、アルブチンです。
実はハイドロキノンはこれらの美白成分をはるかに超える美白作用が期待されているもので、最強の美白成分とも言われています。
それだけ強い美白作用があるのはわかっても、安全性はどうなの？と思ってしまいますね。
ハイドロキノンは昔から存在する成分でした。
化粧品に使える成分として認可されたのはごく最近のことで、また新しい美白成分だと言う事ができます。
実はハイドロキノンは以前利用されていました。
戦前から戦後くらいまで美白成分として採用されており、スキンケア商品の中にも配合されていたのです。
しかし、副作用として皮膚がまだらになる白班というトラブルが相次ぎ、昭和32年に厚生省がハイドロキノンの使用を禁止してしまいました。
この話を聞いてしまうと、ますます安全性が疑われる方も多いのでは無いでしょうか？
ハイドロキノンが美白成分としてスキンケア商品に配合する事は禁止されていたため、一般の方は利用することができませんでした。
しかし、まったく使われることができない成分だったわけではなく、スキンケア成分として売るのではなく、医師の処方の元売ることが出来る美白成分として利用されていました。
一部の利用者からは、かなり高い美白効果がある成分として広まっていた実態があります。
ハイドロキノンを利用するためには、医師の許可を得て処方してもらうしか方法が無かったのでしょう。
また、一部の方達は海外でハイドロキノンが配合されていたスキンケア商品を買うことで、手に入れていた方も居ます。
ようやく日本でも認可が下りて使用できるように
最近ようやく日本でもハイドロキノンの使用認可が下り、スキンケア成分としても配合できるようになりました。
美白作用がとても高い成分として、一躍注目される事になったのです。
しかし、以前禁止されてしまったように、強い美白成分である事は変わりはありません。
皮膚科でしか処方する事が出来ない成分でしたし、元々写真の現像における還元剤・染料の原料・ゴムの酸化防止剤・農薬として利用されていたものであり、強い美白成分だと言う事は変わりが無いのです。
日本で認可される事によって、手軽に利用できるようになったハイドロキノンですが、使用方法を間違ったり、肌が弱い人が利用すると副作用が現れる可能性もあるでしょう。
今後また白班の被害が出てしまう可能性もありますし、皮膚にトラブルが起こる可能性だってあります。
あくまでもハイドロキノンは天然成分ではなく、化学物質の一部です。
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