脇汗の原因とは
脇汗の原因は何なのでしょうか？
原因が分からなければ、対策もしようがありませんね。
脇汗がある場合一種の多汗症の一つなのですが、以前では緊張やストレスのみで起こっていると考えられていました。最近ではこれらの原因だけでなく、他の原因も考えられています。緊張している時だけに見られる症状ではなく、リラックスしている時にも脇汗が大量に発生してしまう理由からです。
緊張やストレスとも大きな関係がありますが、主な原因は交感神経の働きが良すぎるからです。
緊張した時、ストレスを感じたときも交感神経が働くのですが、ちょっとした事でも交感神経が働きやすくなってしまいます。
更年期障害によるもの
中年女性で以前はぜんぜん汗をかかなかったのに、ある年齢からビックリするほど汗をかくようになった、脇汗がひどくなったという方は、更年期障害を疑ってみることです。更年期障害は頭がのぼせやすく、一気に大量の汗をかきやすいのです。更年期になると女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌量が減ってしまいます。エストロゲンは発汗を抑える働きがあるため、年齢と共に減少すると発汗が多くなってしまいます。
甲状腺機能亢進庄
甲状腺の機能が上がりすぎて、基礎代謝が高まって全身の発汗が多くなります。バセドウ病もこのタイプです。甲状腺ホルモンが多すぎて代謝が上がり、体重が徐々に減ってきます。疲労感が現れたり、動悸、イライラするなどの症状も起こります。芸能人の絢香さんもバセドウ病ですが、病気を克服してテレビに復帰されています。
褐色脂肪細胞の多さ
褐色脂肪細胞は代謝をアップするためダイエットに良いと言われているのですが、多汗症になってしまう恐れもあるようです。アドレナリンが多く分泌し汗が大量に出やすくなってしまいます。