脇汗対策調べてみました

脇汗の治療方法

脇汗

脇汗の治療方法には幾つかあります。
多汗症の治療方法と似ており、病院で治療することが出来るケースもあります。手軽な対策方法だけを行なうのではなく、病院の治療も検討してみると良いでしょう。

 

脇汗の場合、何科?に受診すれば良いか分からない人も多いと思います。皮膚科、精神科、産婦人科、心療内科、美容外科など多くの場所で治療してくれます。しかし、原因によって受診するべき病院は異なっているため、よく考えてから利用するようにしましょう。
また、治療効果が現れない場合、他の科も受診してみると良いですね。

 

心療内科や精神科

心療内科や精神科は精神的なストレスから来る病気の治療を行ってくれます。心療内科はストレスから来る内科の病気を診ている所で、精神科は脳のホルモン異常から来る精神異常を診断しています。
脇汗がストレスなど精神的なものが原因だと予想される場合は、この2つのどちらかを受診すると良いでしょう。最初は心療内科を利用する方が、受診しやすいです。
脇汗が必ずしも精神的なストレスから来るとは限らないのですが、ある時強いストレスがかかり、それからずっと脇汗で悩んでいる際には、このタイプの可能性があります。また、汗をかくことに対し強いストレスを感じてしまうと、脇汗が止まらなくなります。最初はストレスによって一時的に脇汗が出ていても、次第に汗に対する恐怖感が出てしまい、それが更なるストレスとなります。
心理療法によるカウセリングを行なったり、自律訓練法によって交感神経の働きを抑えたりします。

 

薬物療法

薬物療法は精神安定剤によって不安感を取り除く方法です。精神科で処方してもらう方法ですが、脇汗を直接止める作用はまったく無く、緊張感を止めるだけです。ストレスや緊張感によって交感神経が働いている方に有効です。ただし、精神科の薬はあたらな精神疾患を招く恐れもあり、あまりおすすめ出来ません。最初は軽度のうつ病だったのに、精神科の薬によって頭がボーっとしやすくなり二次的な精神病も招くと言われています。
薬物療法は他にも、汗を止める作用がある神経遮断薬があります。全身の発汗を押さえる働きがあるため、副作用を見ながら薬の服用を調整する必要があります。

 

制汗材の利用

多くの人が最も利用している方法です。汗を止める作用があるもの、臭いを防ぐものなどがあります。アルミニウムが配合されているものは、汗を止める働きがあります。ただし、アルミニウムの大量な使用によって皮膚に炎症が出たり、人体に有害な作用があるとも言われています。成分や使用量には十分注意しましょう。

 

手術

手術によって交感神経をブロックする方法が行なわれています。治療効果はとても高いのですが、部分的に発汗を止めると他の部分の汗が多くなりやすい傾向があります。
他にもボトックスを注射して、汗を出にくくする方法も採用されています。美容外科で行ってもらうことができます。