糖質制限ダイエット、ローカーボダイエット、アトキンスダイエット、低糖質ダイエット、低炭水化物ダイエットなどなど・・・
糖質や炭水化物を制限するダイエットは、色々な名前で呼ばれています。

恐らく低糖質ダイエットや低たんぱく質ダイエットは、日本人でも応用しやすいように改良したものなのでしょう。
ダイエット番組などで取り上げられた事で、一躍有名となりました。

しかし、代謝異常を改善するためには、本場であるアトキンスダイエットを行う方法がおススメです。
どの方法も糖質や炭水化物を制限するのには変わりが無いのですが、最初の頃にかなりの糖質と炭水化物制限を行うのがアトキンスダイエット流です。
それではそのメリットをご紹介しましょう。

●ケトーシスが起こり空腹がまったく無い
●代謝異常がある人でもケトーシスを起こさせれば、簡単に脂肪が燃焼する
この点がとても重要です。

日本人向けに改良されたダイエットでは、炭水化物を限りなく0にする事は無いのですが、アトキンスダイエットはアメリカで開発されたダイエットで、最初の頃には40グラム以下にするという極限の制限を行います。
2週間という制限がありますが、これくらい極限まで制限しないとケトーシスは起こらないからです。

ケトーシスとはケトン体が出る事なのですが、このケトン体が出ると断食と同じように空腹感を和らげる働きがあります。
人は食物が摂れない場合では、空腹感を和らげて苦痛を無くす働きが備わっています。
断食を行ってみると分かるのですが、2〜3日はホント辛いけど、3日くらい目から全然空腹感が感じないのです。
これがケトーシスです。

また、ケトーシスが起こると、脂肪を分解してエネルギーを作り出す働きが起こります。
栄養が極限まで削減された時にケトーシスは発生しますから(糖質を制限しても同じことが起こる)、体はエネルギーを糖質から作れないため、脂肪から作り出そうとする働きが起こるのです。

アトキンスダイエットは、このケトーシスを強制的に起こさせる事で、空腹感が無い、脂肪が燃焼しやすい状態を作り上げています。
低炭水化物ダイエットで上手く痩せられなかった人でも、アトキンスダイエットの方法なら確実に痩せられます。